1.水漬
大豆を一昼夜、水につけて、柔らかくします。
なんと、翌日には大豆が2、3倍に巨大化します。
2.摩砕(まさい)
豆すり機で大豆をつぶしながら、呉(ご)を作ります。
※呉…水を加えながら豆をすり潰した
液体状のものをいう。
3.釜煮(かまに)
出来上がった呉(ご)を蒸気釜で炊きます。
90度まで炊き上げて、釜の中の圧力を高めながら110度まで温度をあげます。
4.絞り
炊きあがった呉を、絞り機で絞りながら絞り布を通して、豆乳を作ります。
※布に残ったのは、「おから」となります。
5.凝固
絞った豆乳に「にがり」(凝固剤)を混ぜて、型入れの準備をします。
このタイミングが、豆腐の出来栄えを左右する最も重要な作業です。
6.型入れ
「にがり」を合わせた豆乳を、即座に型箱に投入します。
このあとは、重石の下で型箱の中の水分が徐々に抜けて、いよいよ豆腐になっていく最終段階です。
作業開始から約2時間。
やっと「白い宝石」が狭い箱から冷たい水槽に放されるとき。
1丁1丁、手作業でカットされ、”売り物”の顔が完成となる。
狭い箱の中から解放されて、
天然水の中で輝く
「岩原とうふ」の誕生!
7.完成
型箱に入れてから約2時間。
「白い宝石」の完成です!!